【長井市総合防災訓練が実施されました】
10月1日(日)、長井小学校のグラウンド・体育館を会場に
平成29年度長井市総合防災訓練が実施されました。
▼緊急速報エリアメールの訓練配信
「長井盆地西縁断層帯を震源とする震度6強の大地震が起こり、
更に、前日からの集中豪雨で土砂災害発生や最上川護岸損壊の
可能性がある」、という極めて危険な状況を想定した訓練です。
近年、豪雨災害は毎年のように全国各地で発生しており、50年前に
羽越水害で被災した長井市も決して無縁な出来事ではありません。
▼住民避難訓練
長井小学校の体育館に避難し、実際に避難者カードに記入。
体育館内には防災用品や、避難生活する際の仕切りなどが
設置されていました。
▼応急訓練の様子
AEDや心臓マッサージなどの救命処置講習。
皆さん熱心に聞き入っています。
一方グラウンドでは、
バケツリレーで初期消火を行ったり、実際に疑似煙の充満する
スモークマシンを使用して火災時の煙の状態がどうのようなものか、
どのように避難したら良いのかを体験する訓練などを行っていました。
▼長井小学校児童もこの日は登校日となり、防災訓練に参加
▼災害用エアロシェルター
災害時には仮設避難所として利用できるシェルターです。
その他、土のう作成体験、道路障害物除去訓練、火災防ぎょ訓練、
給水訓練、ガス・電気・上下水道応急処置訓練、防災講話など、
総合防災訓練の内容は多岐にわたって行われました。
▼炊き出しの様子
長井市赤十字奉仕団による、避難訓練参加者へのおにぎりと
豚汁の振る舞いも。
役所や消防署など防災機関の機能低下も起こりうる災害発生時には、
地域住民による初期消火や応急手当など、住民による災害対応力も
とても重要です。今回のような実際の災害対応に即した訓練は、地域
における防災意識を高める良い機会になったのでは。
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