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【吉例 影法師酒蔵・利き酒コンサート】

3月11日(土)、長井在住フォークグループ「影法師」の
毎春恒例酒蔵・利き酒コンサートが鈴木
酒造店長井蔵で開催されました。

東日本大震災で中止した年を除き、新酒ができる
この時期に毎年実施。今年で22回目を数えます。

来場した約70名のお客さんは、美味しい新酒を
試飲しながら演奏に聴き惚れていました。

鈴木酒造店長井蔵

震災で被災する前は、福島県浪江町で海辺の老舗酒蔵
として親しまれてきました。

避難してきた長井で、後継者不在で事業を断念した
「東洋酒造」にめぐり合い、酒造りを再開して早6年。
祝いの酒や暮らしの酒として地域に根付いたお酒を
造り続けています。

▼当日は奇しくも3月11日
 
開演前に会場全員で黙祷し、震災犠牲者の
魂の安寧のため献杯が捧げられました。

影法師
 

 
1975年結成、長井在住の叙事詩派フォークグループ。
田舎の視点から、都会への憤りや政治・社会を風刺した
メッセージ性の強い唄を歌い続けています。

▼コンサートの様子
 

 
昨年発売された新曲の反戦歌「戦争を知らない子供たちへ」
希望とは程遠い被災地の現実を歌った「花は咲けども」の他、
「白川以北一山百文」「今日もあの娘は長井線」などの
代表曲を次々披露。

曲の合間合間に繰り広げられる、メンバー同士の軽妙な
トークも会場をドっと沸かせます(=*^-^*=)

無料コンサートながら投げ銭が…

「鈴木酒造店様には売り上げを、影法師には投げ銭を」
というスローガン(!)の下、「お花」がたくさん投げ込まれ
ていました(^^*)

▼試飲された新酒はこちら
 
楽しい音楽を聴きながらだと、お客さんも試飲の
おかわりがどんどん進んでいたようです。

▼影法師メンバーも途中で燃料(?)補給(^^♪


▼締めはもちろん「美しい村」

会場の大合唱で1時間半にわたるコンサートは終幕です(^O^)/
“そんな美しい村はないか〜♪ どこかにそんな村はないか♪”

当事者以外では震災の記憶も薄れつつある昨今。

楽しい音楽と美味しい新酒に酔いしれながらも、被災地・被災者の
歩みに寄り添っていく思いをひとつにしたコンサートでした。
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影法師のCD及び鈴木酒造店長井蔵のお酒は、
ネットショップやまがたタス物産館でも取り扱っています。

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お酒は20歳になってから

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