昭和の長井 4
元禄7年（1694）に最上川舟運によって宮舟場が設置されて以来、飛躍的に商人町へと変貌し、。大正期を経て昭和に入る。舟運で培ったエネルギーが昭和となり、どのように長井は変わっていったか、年譜形式で紹介する。
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昭和15年
| 支那事変貯蓄債権・金15円 |
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昭和15年1月7日 |
長井町が内務省の最上川上流改修工事の附帯事業として、日本電興長井工場の敷地埋め立て工事を要請し、その負担金として町で2万5千円支出
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昭和15年2月11日 |
桑島五郎、「大楠公銅像」を長井小学校奉安殿前に寄贈
昭和32年5月3日に設置された「慈愛の像」だが、 この台座の上に「大楠公銅像」が設置されていた。台座は上下逆になっている
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昭和15年4月22日
| 生活必需物資配給、切符制となる |
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昭和15年5月1日
| 長井小学校玄関前に「大松」樹長8ｍ、重量1500貫を植える
現在の正面前の松の木
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昭和15年
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第1校舎前に樹木植栽、グラウンド廻りにプラタナス植栽 長井小学校校歌制定
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昭和15年
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長沼孝三、あやめポスター制作する
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昭和15年7月6日
| 長井保健所落成 |
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昭和15年8月1日
| 羽前銀行、両羽銀行（現山形銀行）に合併 |
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昭和16年1月18日
| 町道認定 館町路線450ｍ、四ツ谷路線165ｍ |
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昭和16年3月1日
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国民学校令が公布され、4月1日から小学校は国民学校と改称
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昭和16年
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長沼孝三、あやめポスター制作する
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昭和16年9月2日
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東京芝浦電気長井工場建設の地固め興行として、東京大角力双葉山、羽黒山等一行を迎える。そこに通ずる新道（境町西新道）も双葉山に踏み固めてもらう。
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昭和16年9月
| 置賜織物同業組合終わる。企業整備令により |
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昭和16年11月1日
| 羽陽銀行が両羽銀行に合併 |
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昭和16年11月
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東京芝浦電気（株）が「マツダ支社長井工場」を設立。あやめ公園の一隅にあった民家を借りて、電解コンデンサの試作を開始
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昭和17年2月24日
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町議会は、長井町役場庁舎改築を議決（明治27年の建築で腐朽狭隘のため）
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昭和17年6月8日
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長井国民学校校舎、木造二階建て一棟新築決定（4万5千円）
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昭和17年7月10日
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あやめ公園と高台を町内会に貸付て馬鈴薯、野菜畑となる。つつじ公園も
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昭和17年7月1日
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旧郡役所を西置賜地方事務所として使用。昭和57年3月31日まで41年間。西置賜地方事務所設置
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昭和17年8月
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東芝長井工場が創業、コンデンサ・半導体等関連工場が設立。９月25日に開場式
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昭和17年9月
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東京電器（株）山形工場、工場が完成し、東京芝浦電気（株）マツダ支社長井工場（東芝長井工場）が本格的に操業を開始する
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昭和17年11月20日
| 東北配電株式会社と長井町電気事業の統合契約締結。長井町営電気廃止。 |
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昭和17年12月19日
| 長井航空工業株式会社（今回設立）、株式を2万円長井町で引き受けること決定 |
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昭和18年1月31日
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町電気事業、昭和17年の企業整備令公布のため廃止を議決
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昭和18年2月24日
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町道認可 登城町地方事務所線30ｍ、坊中県社前線138ｍ、館町下中学校線235ｍ、片田常楽院線655ｍ、境町西三号線103ｍ
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昭和18年5月22日
| 東五十川大火 |
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昭和18年5月28日
| 長井町長に長沼惣右エ門当選 |
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昭和18年6月25日
| 県立長井中学、神町飛行場・小国電興に学徒動員 |
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昭和18年7月2日
| 町道認定 館町末広町北線390ｍ |
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昭和18年7月15日 |
西置賜郡招魂碑、金属回収供出のため壮行式。9月4日に撤去
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昭和18年7月30日
| 県立長井高女、大船に女子学徒動員 |
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昭和18年10月25日 |
東京方面から学童疎開続々。 町道認定 田端谷地橋線1073ｍ
写真は丸大扇屋の疎開
長井小学校。芋ほり
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昭和18年11月
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郡是製糸長井工場が、企業統制によって日本蚕糸製造株式会社に
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昭和19年1月14日
| 長井町常備消防設置を議決（10名） |
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昭和19年8月
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金井神山で松根油採取始まる。町内各地で防空壕掘り、家の蔵の白壁を染める
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昭和19年8月10日
| 歌丸金鐘寺焼失 |
