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長井古写真物語 54 長井橋と長井大橋

長井市文教の杜に保管されている古写真を紹介します。一枚の写真から情報を読み込みます。

長井橋と長井大橋は、昭和に入り木橋から鉄橋に架け替えられました。ワーレン式トラス4連の堂々たる威容を誇っていました。いづれの橋も、現在はありません。開通は同時に、昭和6年12月12日でした。



昭和6年12月に竣工した「長井橋」。同時に「長井大橋」も竣工しました。長井橋の前身は、明治15年のことで西置賜郡内の松川(最上川)に初めて架けられました。当然に木橋でした。


上記写真の左側に写っている照明灯。長井大橋のものとは、デザインが違っています。


長井大橋の渡り初め時の記念写真。左に旧長井大橋が写っています。全長は232.8メートル、幅5メートルです。そして世間の注目を浴びたことは、最上川にわずか1.5キロメートルをを隔てて最新の鉄橋が二つ同時に出現したことでした。長井大橋が初めて架かったのは明治16年の時でした。


上記写真左側のアップです。照明灯のデザインは、なかなかのものです。


(トップ写真は、文教の杜コレクション「ガラス瓶」です)
2014.04.15:[歴史的建造物]
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