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長井古写真物語 50 長井町役場変遷

長井市文教の杜に保管されている古写真を紹介します。一枚の写真から情報を読み込みます。

 長井町役場は明治27年、中央十字路南西に新築されました。行政の庁舎として、明治維新の後ようやく本格的なスタイルが構築されたわけです。今回は、同じ建物が変遷していく模様を紹介します。
●年表●
■明治17年  宮村小出村の戸長役場を摂取院に置く。(間借り)
■明治22年  第一次合併、長井町・長井村・西根村・平野村・豊田村・伊佐沢村となる。
■明治26年  役場を小出念仏堂に置く。(間借り)
■明治27年  長井町役場を新築
■昭和29年  第二次合併、1町5村、長井市が誕生。
■昭和33年  長井市役所新庁舎を新築。旧役場は分庁舎として利用。


 大正3年当時の写真です。建築は明治27年ですから、20年ほど経過しています。門柱左には「長井町戸籍役場」、右には「山形県西置賜郡長井町役場」と看板を掲げています。左側には、広報板でしょうか、「来る十一月、長井小学校・・・・」と、PRしています。


 大正14年の写真です。役場2階がの窓がガラス戸に変わっています。左の建物は電気事業部が入っています。当時は電気事業を行っていました。


 昭和11年の写真。ほぼ変わっていません。門柱から延びている鉄線に電灯でしょうか。


 長井市となって分庁舎として使用されていた旧役場。昭和34年以降の写真です。この建物が、上の建物と同じとは思えないほど、変わっています。1階に下屋が張り出し、入口もまったく変わっています。すべてガラス窓です。右側平屋建ての建物には公用車が入った車庫です。右側の胸像は、自治功労者として「横山孫助」氏です。現在はつつじ公園に移設されています。この胸像は昭和5年9月29日に建立、昭和18年には戦争による金属供出で台座だけになりました。昭和29年、型が残存していたことから復元されます。長井市となり昭和34年頃には長井市役所東に移設、そして今、つつじ公園の七兵衛つつじのととろに鎮座しています。


(トップ写真は、文教の杜コレクションのガラス瓶です)
2014.04.09:[歴史的建造物]
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