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【花作大根でそばをいただく会+影法師新曲発表会】

長井市花作地区に江戸時代から伝わる在来野菜・花作大根を薬味に
蕎麦を食べる会が、長井市館町南の「そばきり八寸」で行われまし
た。花作大根の復活と普及に取り組む生産者グループ・ねえてぶ花
作大根の主催で、昨年に続き2回目の開催です(゚▽゚*)

▼そばきり八寸


辛くて苦い、硬い、収量が上がらない(^皿^)と三重苦とも言える
ような特性を持つ花作大根ですが、保存料が無い時代には、秋に漬
けた花作大根が春先に食べごろを迎えるので、田植えの季節のご馳
走として農家の皆さんに愛されていたとのこと('▽^*) 食の歴史を
今に伝える食材でもあるんですね。

▼イタリアのスローフード協会より後世に残すべき食材として味の
 箱舟(アルカ)に認定されている花作大根

長さは15cm、直径9cmほどの大きさで先がねずみの尾のように伸びて
います。

一度は作られなくなった花作大根の復活作戦をねえてぶ花作大根の
皆さんが始めて8年。現在では生産者が30軒まで増えました。

徐々に復活を果たしている花作大根をお漬物以外の用途でも美味し
くいただくために、様々な取り組みが行われていて、蕎麦の薬味と
しての利用を推進するこの会もその1つですヽ(▽⌒*)

▼生産者など15名ほどが集まりました


始めに西置賜農業技術普及課の赤間 吉広さんが花作大根の栽培方
法や特徴などを紹介。大根おろしなどにして空気に触れさせると辛
くなり、煮物などで熱を通すと辛味がなくなるのだとか。ふむふむ…
と聞いていると、いよいよ蕎麦が運ばれてきました!

▼西置賜農業技術普及課の赤間さん


▼運ばれてきた蕎麦は薬味の大根おろしを調整しながら“ぶっかけ”に
 して食べます


待ちに待った蕎麦 featuring 花作大根(正式には花作大根辛味おろし
そばです)をパクリ…

か、か、か、辛〜い!! …でもウマ〜い!

本当に辛い(≧▽≦)花作大根の大根おろしですが、お蕎麦とたれに
マッチして爽やかな香りが口の中に広がります。

▼どのテーブルからも「美味しい!」という声が聞こえてきました


▼おいしい顔!


ちなみにこの花作大根の辛味おろしそばは、そばきり八寸さんで食
べることができます。新そばのこの時期は十割蕎麦だそうですよ。

この日は長井市を拠点に活動するフォークソンググループ・影法師
の新曲「種をあやして」の発表も行われましたヾ(*゚∇^*)ノ

ん?…なんで!?

…と、思う方もいるかもしれませんが、ねえてぶ花作大根の主要メ
ンバーは影法師のメンバーでもあるのですw(*゚o゚*)w

▼ボーカルで新曲の作曲もした横澤 芳一さんはねいてぶ花作大根の
 代表です


タイトルの“種をあやす”とは西日本で使われている採種を意味する
言葉なのだとか。赤ちゃんをあやすように、大切に種を採取する姿が
目に浮かびます(^▽^)

「余目の亀治さへ」や「コメのコメ」等、このところアップチューン
のイメージがあった影法師ですが、新曲はオーセンティックなフォー
クナンバー。種をあやすことは命を未来につなぐことと謳う暖かい歌
詞に皆さん聞き入っていました(^▽^)

▼参加者から多くの拍手が送られました


この曲は12月に長崎県雲仙市で行われるスローフードの全国大会で披
露されるそうですよo(*^ー゚)

手間をかけて栽培し、大切に伝えられている在来作物はスローフード
の代表格。調理方法を工夫し、ゆっくりと時間をかけて食べたい食材
です(*^ー^*) 故郷に伝わる作物だからこそ、地元で知る人が増え、もっ
ともっと普及していけば素敵です。

▼もちろん完食です

ごちそうさまでした(^人^)

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