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【ヤァ〜ハハァエロォ〜! 斎塔焼】

今年もヤハハエロの季節になりました。

ヤハハエロ=斎塔焼(さいどやき)は長井市や周辺の町に伝わる
小正月の大切な行事です('▽^*)

小正月の宵、各集落ごとに藁などで作った大きなお斎塔に古いお札
やお守り、正月飾りなどを入れて焚きあげ、豊作や無病息災などを
祈ります。また燃えがらの火で煙草を吸うと虫歯にならない等とも
言われているようです。※伊佐沢物語より

▼お札集めは子供たちの仕事。日中に家々を回って集めていきます。
 寒い中ごぐろさま〜。


夜、真っ暗な中お斎塔の周りに人々が集まってきていよいよ斎塔焼
が始まります(*^ー^*)

▼お斎塔を取り囲む雪の壁にはろうそくも灯されていました


▼健康を祈って体を拭いてきた身拭き紙も各々お斎塔の中にセット!


▼そして…点火です!


大きく燃える炎に向かって「ヤァ〜ハハァエロォ〜! センキセンバ
コ フットンデンゲ〜」などと掛け声をかけます。

▼真っ白な雪原に大きな炎が神秘的です!




以前は1月15日に一斉に行われていた為、近くの集落の斎塔焼の炎ま
で見えたり、「ヤハハエロ」の掛け声が聞こえたものですが、近年
は各地域ごとに日程が違い、今年は1月9日〜17日の間に概ね行われる
ようです(*'-^*)

▼玉こんにゃくやお酒が振る舞われ、子供たちにはご褒美のお菓子袋も!


炎はひときわ大きく燃え上がると徐々に小さくなっていきます。

▼約30分ほどで大きなお斎塔は燃え尽きました






その様子を見て、人々は三々五々帰っていきます。
ただし、火の番の人にはこの後も火がなくなるまで見届ける大事な
役割があります。

斎塔焼の火にあたって、今年も健康に一年をすごしましょう(*^▽^*)


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